Jr.スクール生だより「グッドフェロー賞表彰」(2020.6.11)

2020.06.11

 

 Jr.スクール生だより Vol.12 (2020.6/7 発行)

 

仲間への思いやりの心

『グッドフェロー賞』表彰

Good fellow =「良い仲間」(直訳)= スポーツマンシップ

 

 *『グッドフェロー賞』…当クラブでは、子ども達の「仲間への思いやりの行動」を表彰する活動をしています。

 

H.Tさん(写真中央)5/20撮影「選手コースとスクール生と一緒に」

 

H.Tさん

~元Jr.選手コース(現在、大学3年生)~

 H.Tさんは、小学生から高校へ上がるまでの間「Jr.選手コース」(通称:Jr.チーム)に在籍していました。

 現在は、大学3年生。

 体育会硬式庭球部に所属していて、東海学生テニスランキング《シングルス第3位》、《ダブルス第3位》のトップ選手です。

 大学がコロナにより「オンライン授業」と「部活動休部」となり、現在は浜松へ帰省しています。

 帰省後2週間明けた5/19(火)より、もう一度Jr.チームにて練習することになりました。

 

 Jr.チームにいる中学生のトップ選手でも、大学生トップ選手のTさんにはなかなか歯が立ちません。

 そんな中、Tさんは、平日17時から「Jr.チーム」と「Jr.スクールSクラス」の小学生と一緒に練習しています。

 楽しく、優しく、周りの小学生に声をかけながら、毎日、元気一杯練習しています。

 19:30以降、中高生の子たちとの練習でも、その態度は変わりません。

 「常に前向き」「ひたむき」「集中」「全力」で練習しています。

 また、ボール拾いの時には、自分のコートのボールを早く拾い終え、まだ落ちているコートへ行き手伝います。

 このような「テニスに対する姿勢」と、年齢・性別・テニスレベルを超えて「練習仲間を大切にする姿勢」が、周りの小・中・高校生たちの模範となっています。

 

【保護者のみなさまへ】

 「上手な子と練習すれば、自分も上手になれる」という考え方が一般的ですが、Tさんの意識は少し違ったところにあるようです。彼は、「その練習により、自分のどの能力を開発できるのか」を知ったうえで、「高い意識で練習に挑戦する」ことが大切であると、私たちに身を持って教えてくれています。周りの大人が「成功のお膳立て」をした環境の中で子ども達を育てるよりも、どんな環境であってもその中で「質の高い練習をしよう」とする《意志》を持つことに、尊い価値があると思います。そして、この価値観を子ども達の中に育てていくことも私たちの大切な役割だと思います。

Jr.選手コース担当 後藤

 

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